令和4年花火入門
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(1)玉の種類と仕組み つ現在では珍しいパラシュートで煙を吊 きょく曲つき付ちょうちょうを「芯入」、蝶々わりもの 打揚花火は大別すると「割物 きょく曲どう導つき付のぼり」、「昇らい雷、型物など りゅう竜など など りながら降下させる「煙竜」などがありまはんわりもの」、「ぽか物」、「半割物やし、椰子こばな、小花こわり、小割 えん、柳、煙」に分類できます。 型 物 また、玉が上昇するときにさまざまな効果を現すアクセサリーが付いたものをのぼり「昇 ぼたん 「割 物」 → 菊、牡丹 しんごう 「ぽか物」 → 信号 せんりん 「半割物」 → 千輪 「割物」とは、星(光や色彩、煙を出す部分の火薬)を割火薬で四方八方に飛ばす仕組みです。玉の中心から星が炭火色の尾を引いて丸く開くものを「菊」、尾を引かず初めから色の光が開くものを「牡丹」といい、円の中に芯が入ったものす。 「ぽか物」とは、玉が上空に達したときにその名のとおり、くす玉のようにぽかっと2つに割れていろいろな部品などを放出させるもので、運動会やお祭りなどの合図を告げる「信号雷」、星をホウキ状に放出させ光の線を落下させる 「柳」、す。 」といいます。 やハートなどさまざまな型を表現する 「型物」などがありま割 物 1.打揚花火 11

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