令和3年夏 花火入門
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23 ◎枠仕掛 ······ ◎綱仕掛 ······ ◎打ち出し物 ·· ◎水中物 ······ ◎車花火 ······ 図案に合わせて木枠などに焔管えんかん(ランス)を取り付け、速火線で一斉に点火し絵や文字を表すもの。 枠仕掛の焔管よりも大きな焔管をロープなどに間隔をおいて吊るし、連結したもので、水平に張った「ナイアガラの滝」、山型に張った「富士山」が代表的。 紙製のパイプに星、小割、笛、音などの部品を詰め、打揚火薬を使用し連発式に打ち出すもの。 水面で一本の筒から十数本の火薬を詰めた筒が分離し、火を噴きながら動き回る「水中金魚」や、花火玉を水上に発射し星を扇状に開かせるものなど。 中心部を固定した車輪上の枠などに火薬を詰めたパイプを取り付け、火薬の推進力で回転させ火の粉や色火を見せるもの。 2.仕掛花火の種類 仕掛花火には打揚火薬を使用するものとしないものがあり、種類もたくさんありますが、代表的なものを紹介しましょう。 枠仕掛 綱仕掛 水上スターマイン

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