令和3年夏 花火入門
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41 (2)消費啓発活動 啓発活動の重要性は、一言で言えば、「消費者に対する啓発活動は、製品品質と合わせてがん具煙火の安全の両輪をなす」につきます。 近年花火の生産側には、製造物の危険性に関する情報開示が求められています。また、同時に安全消費のための消費者教育も求められております。 当協会は、花火という危険物を取り扱う関係上、協会創設以来、継続的に啓発活動を実施してきました。今後もあらゆるメディアを通して、多くの子どもたちに、花火の正しい知識を普及し、安全に楽しんでいただけるよう本活動を推進していきます。 当協会では、次の啓発活動を行っています。 ① ポスター、しおりの配布 おもちゃ花火を安全に楽しむための安全啓発ツールとして、安全消費の啓発ポスターとおもちゃ花火の種類や使い方を記したしおりを、行政機関をはじめとする全国1300ヵ所に配布しています。ポスターとしおりの電子版は協会ホームページからダウンロードできます。 表 ポスター・しおりの配布枚数 年 度 ポスター(枚) しおり(部) 平成28年(2016年) 20,793 23,777 平成29年(2017年) 20,947 24,265 平成30年(2018年) 18,595 24,669 令和 元年(2019年) 15,951 15,102 令和 2年(2020年) 13,698 14,128 <主な配布先> 経済産業省各保安監督部、各都道府県火薬類担当、各都道府県保安協会、各都道府県消防、各地方消防本部、報道関係、業界関係団体、協会員、各都道府県教育委員会 など ② 安全消費ビデオの制作と配付 おもちゃ花火を安全に楽しくお使いいただくために、当協会でDVDビデオを作成し配付しております。 当該ビデオでは、花火の歴史、科学、当協会での安全対策と品質管理、使用上の注意点を親子で見て楽しめるように平易にまとめました。

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