令和3年夏 花火入門
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43 (3)マナーアップ運動について 本来、おもちゃ花火は身近な公園で遊ぶことができるものですが、深夜の花火遊びや後片付けをしないなど消費場所での周辺住民などへの迷惑問題が深刻化しており、マナーの欠如した花火遊びに端を発したトラブルなどが問題視されています。このようなマナー違反の増加に伴い、公園や海岸などで花火使用の制限を定める自治体が増え、花火の消費場所は年々少なくなっています。 日本煙火協会では、マナーアップを呼びかけるため、ポスターやしおりなどを配っています。また身近な公園などで「わくわく花火スクール」を開催しています。より多くの皆さまに知っていただけることを目的としてマナーアップ運動を展開しています。 ── 毎年、楽しく花火をするために ── ●時間、場所についての条例を守りましょう (お住まいの自治体の条例をご確認ください) ●音の出る花火は、人の迷惑にならない場所と時間を選びましょう 高く上がって音のする花火は、マンションなどに飛び込んで破裂し驚かせ、ケガをさせた例があります。飛翔するものは、飛ぶ方向と音に気を付けましょう。 ●風向きを考え、煙で迷惑にならないようにしましょう 夏は窓を開けている家も多いので、煙が入らないように風向きに気を付けましょう。 ── その他注意事項 ── ●花火は危険物。郵送、飛行機への持ち込みはできません おもちゃ花火は危険物です。郵便法、航空法の指定により、郵送と飛行機への持ち込みができません。ご注意ください(クリスマスクラッカーを持ち込んだため、飛行機の離陸が遅れた例があります)。 “ 花火遊びは、迷惑にならない ルールとマナー ”

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