打揚げ花火の楽しみ
 ■ 打揚げ花火のしくみ

華夏の夜空を華麗に演出する打揚げ花火。
この花火には大きく分けて、菊のように球形に開く「割物」と、
花火玉が上空で二つに開き、
中から星などが放出する「ポカ物」の2種類があります。
中でも大きく菊花を咲かせる日本の割物花火は、
世界で最も精巧な花火といわれております。
ここではその花火玉の中がどのようになっているか、
仕組みについて断面図とともにご紹介します。

日本の花火断面図
日本の花火
外国の花火
 ■ 打揚げ花火のできるまで

日本の伝統的な花火。火薬を扱うため、
すべて手作業となる緻密な花火製造工程をご紹介します。

工程1

配合工程
花火作りはまず火薬の調合から始まります。配合比率どおりに薬品を計量し、丹念に混ぜ合わせて粉末の火薬を作ります。赤や緑など、花火の色は配合する薬品の種類と割合によって決まってきます。

工程2
成形工程
次に最も重要な「星」を作ります。配合工程で出来た火薬に水を加えて練り、枠に入れて切断した「切星」を、回転釜などを利用し、水分を与えながらさらに火薬をまぶして太らせ、乾燥させる作業を何回も繰り返し「星」を完成させます。
工程3

組立工程
各部品が出来たら、次は組み立てを行います。              
まず半分ずつ、玉皮に沿って星を隙間なく均一に並べ、紙に包んだ割火薬を中心部に入れます。            次に二つを合体させて一発の花火玉にします。

工程4
仕上工程
最後に仕上作業に入ります。     組立工程で出来た花火玉の表面にクラフト紙を糊で貼り、乾燥させる作業を何回も繰り返します。          クラフト紙を貼る回数は玉の大きさや種類によって異なりますが、15cm玉で約20回貼り、花火玉は完成となります。
 ■ 打揚げ花火の種類

打揚げ花火には普通、花火大会などで見られる夜もの花火と、
ドンドンドンと大きな音と煙を出す昼もの花火があります。
それぞれに特徴をもった昼と夜の代表的な花火をご紹介します。

昼もの
夜もの
旗袋
菊
土星
滝
旗袋
土星
(仕掛花火)
色柳
牡丹
大柳
スターマイン
色柳
牡丹
大柳
スターマイン
(連発仕掛)
煙菊
柳
椰子
蝶々
煙菊
椰子
蝶々(創造花火)
雷
小割
雷(5段)
小割
 
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